春になり、この前までいたオリオン座は西のほうに行ってしまいました。
また次の冬に会いましょう。
今はおとめ座の季節です。
一等星の青白いスピカは都会からでも見えます。
ですがおとめ座の全体を見たことがある人は少ないのでしょうか。
暗い場所に行く機会があったらぜひおとめ座を見てみてください。
かなり大きな星座です。
というわけで、今日はおとめ座の銀河 NGC5574, NGC5576, NGC5577 を横浜市から撮影したので紹介します。
結果

Date: Mar 20 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Vixen R200SS, MPCC Mark III (FL 800mm, f4)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 2min x43 (86min)
Processing: PixInsight, BXT, NXT
下から順に NGC5574. NGC5576, NGC5577 です。
こうしてみると非常に地味ですね笑
明るいNGC5576はただの楕円銀河で、地球からは7000万光年ほど離れています。
正直見た目が地味すぎるので、天文ファンの中でも撮っている人はほとんどいません。
いろんな銀河を撮りまくりたい私のような人なら撮ると思いますが、雑誌に投稿するようなハイアマチュアの人で撮っている人は多分いないでしょう。
たまにはこういう地味な天体も撮っていくのが面白いと思います。
おとめ座は銀河の宝庫なのでしばらく遊んでいきます。
では。