ぎょしゃ座

ぎょしゃ座のIC417を光害地から

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もう冬至を過ぎてしまいました。

これからは夜が短くなるばかりで憂鬱です。

さて、今日はぎょしゃ座のIC417を光害地から撮ったので紹介します。

結果

Date: Dec 22, 2024
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Takahashi FC-76DCU + 1.04x flattener (FL 592mm, f7.8)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV 165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 3min x38 (114min)
Processing: PixInsight, BXT, NXT
FWHM: 5.1440

光害地だとなかなか色が出ないですね。

調子に乗って強調しまくっていたら背景が荒れてしまいました。

f7.8で2時間程度の露光時間だとこれくらいが限界なのかもしれません。

最近星雲の画像処理で迷走してます。

オリオン大星雲のときは案外うまく行ったんですけどね…

星雲に対してはf値の明るいRedcat51が有利かもしれません。

まあ光害地で撮っているから仕方ないといえばそれまでなのですが笑

野辺山で撮ったぎょしゃ座を見てください。

まさに雲泥の差とはこのことですね。

星雲の色が全く違います。

L-Quad Enhance フィルターを使うと鮮やかな赤色が出にくくなって紫色のノイズが増えるように感じています。

赤い星雲に対しては特に長い露光をかけることが求められそうです。

それでも横浜から撮ったかもめ星雲はわりと上手くいったので露光時間の差が原因だと思います。

星雲に対してはRedcat51を、銀河や星団に対してはR200SSを使っていこうと思います。

中心部分はかすかに写っていますがそれ以外は全く写っていません。

こういう星雲はL-Ultimateで撮るべきなのでしょうが星の色が死んでしまうのであまりやりたくありません。

ブレンドするのもめんどくさいので今のところは L-Quad Enhance で撮っていきたいと思います。

では。

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