カシオペヤ座にはきれいな散開星団がたくさんあります。
この前紹介したNGC7789もカシオペヤ座にあります。
そこで今回はNGC225を紹介します。
分子雲がたくさん漂っている領域なのですが、果たしてどれだけ写っているのでしょうか?
結果

Date: Dec 21, 2024
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Takahashi FC-76DCU + 1.04x flattener (FL 592mm, f7.8)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 3min x36 (108min)
Processing: PixInsight, NXT
FWHM: 3.8023
分子雲らしきものが写っているような気もしますね。
中心のうすーい青色らしきものがvdB4です。
光害地からだとこんなものですね。
暗い場所から撮るとすごくきれいに写るそうなので、来年の秋に野辺山に遠征して撮ってみたいです。
写真中心の下側に大きなつぶつぶが集まっていますが、これがNGC225です。
NGC7789のようにぎっしり詰まっている感じではなく、明るくて目立つ星が集まっている感じに見えますね。
カシオペヤ座のこの領域は天の川が横切っていることもあり、とにかく星が多くて賑やかです。
星が多い分、星が少なく見えている領域は暗黒星雲が星の光を遮っているんだろうなとわかります。
もっとも、暗い場所で長時間露光すれば分子雲の質感まで描写できますが。
野辺山で撮ると分子雲もばんばん出てくるので楽しいです。
また遠征したいですねー…

3分露光の撮って出しです。
散開星団のNGC225は写っていますが、vdB4は影も形もありません。
反射星雲はナローバンドフィルターが効かないので厄介です。
次は暗い場所で長時間露光しようと思います。
では。




















