ポータブル電源

天体写真用のポータブル電源は EcoFlow RIVER 2 Pro が一番おすすめな理由[レビュー記事]

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星空の美しさを写真に残すのは多くの天文ファン、カメラ愛好家が追い求めるロマンです。

しかし天体写真は一般的な撮影とは異なり、過酷な条件下での長時間の機材稼働が求められる特殊な撮影ジャンルです。

真冬では撮影地は-10℃になるときもあります。

そんな撮影において絶対に欠かせないのが信頼性の高いポータブル電源です。

その中でも多くの天体写真ファンたちが「これは手放せない!」と太鼓判を押しているのが EcoFlow RIVER 2 Pro (エコフロー リバー 2 プロ) です。

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今回はなぜこのポータブル電源が天体写真撮影において最強の相棒なのか、徹底的に解説します。

なぜポータブル電源に投資することが重要なのか?

一見すると、ポータブル電源は「あると便利だけど高価で手が出しにくい」と感じるかもしれません。

しかし天体写真に本気で取り組むのであれば、それは単なる便利アイテムではなく機材と同じくらい重要な「撮影インフラ」です。

カメラ、赤道儀、USBハブ、パソコンやタブレット…いくら高性能な撮影機材を揃えても、それらを安定して動かす電力がなければ撮影そのものが成立しません。

山間部やキャンプ場など、電源のない場所ではポータブル電源が生命線になります。

電力不足で撮影が途中で終わってしまう、電圧が不安定でPCがフリーズ、バッテリー切れで赤道儀が止まる…

そんな「あと一歩で成功だったのに」という失敗を防ぐのが、信頼できるポータブル電源の役割です。

撮影チャンスは天候や月齢にも左右されるため、1回の失敗が次回撮影までの大きなタイムロスになることもあります。

初期費用は確かにありますが、信頼性の高い電源は何年も使える長期資産になります。

また、「撮影ミスの防止」「ストレスの軽減」「移動の自由度の向上」といった無形の価値が、時間と成果を最大化してくれます。

天体写真を撮れるのは人生の中でも限られた回数しかありません。

その一つ一つを無駄にしないために、ポータブル電源はちゃんとしたものを持っておきたいですね。

ポータブル電源への投資は高性能な望遠鏡や赤道儀と同じくらいの本質的な価値を持つのです。

「車から電源を引っ張ればいいんじゃない?」というわけではない

天体写真を始めたばかりの方や、ポータブル電源の導入を検討している段階でよく聞く声のひとつが

「わざわざ高いポータブル電源なんて買わなくても、車のシガーソケットから電源を取ればいいんじゃないの?」

という意見です。

確かに一理ありますが、実際の撮影現場ではむしろ非効率・不安定・危険であることが多くオススメできません。

以下にその理由を詳しく解説します。

アイドリング状態を続けるのは燃料&環境負担が大きい

車から電源を取るにはエンジンをかけっぱなしにしておく必要があります。

長時間のアイドリングは以下のような問題を引き起こします:

・ライトが点きっぱなし

・燃料の無駄遣い

・車両バッテリーへの負荷

・排ガスによる環境・健康への影響

・撮影地での騒音

撮影地が静かな高原やキャンプ場、山間部であればなおさら他人への配慮も求められます。

場合によっては他の人から「エンジンを切ってほしい」と頼まれることもあります。

眩しいライトとエンジン音が鳴り続けていたら、せっかくの静寂と星空が台無しです。

電力の安定性が低い

車のアクセサリー電源(シガーソケット)は基本的に12Vの直流出力であり、出力も限られています。

さらに以下のようなデメリットがあります:

・電圧変動が起きる

・定格電流が5-10A程度で高出力には不向き

・ノイズが多く、精密機器には悪影響を与えることも

・シガーソケット用インバータを介しても、出力が不安定

・エンジン停止時に使用すると、車両バッテリーが上がるリスクあり

特にノートPCや赤道儀のような精密機器にとっては電圧変動が命取りです。

これがデータ破損や機材故障につながる可能性もあります。

実際、電圧変動で赤道儀が故障した事例もあります。

撮影スタイルが制限される

車から電源を取るということは、必然的に「車のすぐ近くでしか撮影できない」という制限が発生します。

これは天体写真や星景写真において、構図選びの自由度を大きく損なう要因になります。

「いい構図があるけど、電源が届かないから諦める」

「電源コードが機材に引っかかるリスクがある」

「三脚を立てる場所が限られる」

特に赤道儀が動いていくとコードが引っ張られ、コードが絡まったり抜けてしまって撮影が止まる場合もあります。

場合によってはコードが引っ張られて断線するかもしれません。

そんな残念な状況に陥るくらいなら、最初から自由に動けるポータブル電源を持っておく方が結果的に快適かつ安全です。

車のシガーソケットはあくまで一時的・非常用の電源と考えるのがいいでしょう。

数時間のスマホ充電やドライブレコーダーの稼働には向いていますが、本格的な天体写真撮影のメイン電源としてはあまりに非力かつ不安定です。

安心・静音・高出力・長時間稼働という条件を満たすには、やはり専用のポータブル電源が最も合理的かつ確実な選択です。

純正弦波のメリット

ポータブル電源を選ぶ際に見落とされがちなのが出力の波形です。

EcoFlow RIVER 2 ProはAC出力に純正弦波を採用しており、これは天体撮影において非常に重要なポイントです。

(DC出力は直流なので波形はなく常に一定の出力です)

ではなぜ純正弦波がそこまで大事なのか、以下で詳しく解説していきます。

そもそも「純正弦波」とは?

家庭のコンセントと同じく、波形がなめらかなサインカーブを描く交流電力のことを「純正弦波」と呼びます。

これに対して安価なインバーターや粗悪なポータブル電源では、「修正弦波」や「矩形波」と呼ばれる角ばった・デジタルっぽい波形の電力を出す場合があります。

その違いは実際の機器への影響として現れます。

精密機器・カメラ機材との相性が良い

天体写真では以下のようなデリケートで高精度な電子機器を同時に使用します:

・冷却CMOSカメラ(天文専用)

・赤道儀(自動追尾・モーター駆動)

・ノートPC(オートガイド制御・画像処理)

・USBハブ(ストレージ管理など)

・電子制御のフォーカサーやフィルターホイール

これらの精密機器は波形の乱れやノイズにとても敏感です。

純正弦波でないと誤動作・フリーズ・ノイズ混入・寿命の短縮など、さまざまなトラブルの原因になります。

ノイズが少なく、画像処理にも安心

修正弦波を使ってPCや赤道儀を動かすと、電源ノイズが原因で以下のような問題が起きることがあります:

・撮影中のバンドノイズやちらつき

・オートガイド中の追尾ズレ

・画像保存時の不具合・破損

特に冷却CMOSカメラのような電力消費の大きい機器は、波形が不安定だとセンサーに悪影響を及ぼす可能性があります。

Ecoflow RIVER 2 Proは家庭用電源と同等の純正弦波なので、これらの心配がなく非常にクリーンで安定した電力を供給できます。

家電製品との併用も安心

撮影中に小型ヒーターや電気毛布、ケトルなどの家電製品を使いたくなることもあるでしょう。

これらの機器もまた、純正弦波でないと正しく動作しなかったり火災のリスクがある場合があります。

Ecoflow RIVER 2 Proなら天体撮影だけでなく、キャンプや災害時にも幅広く安全に使用可能です。

なぜ EcoFlow RIVER 2 Pro が一番おすすめなのか?

数あるポータブル電源の中でも私のおすすめは Ecoflow RIVER 2 Pro です。

その理由を書いていきます。

大容量の768Whで赤道儀もPCもまるごと動かせる

RIVER 2 Proは768Whという大容量バッテリーを搭載しており、たとえば以下のような使い方が可能です:

・冷却CMOSカメラと赤道儀を12時間以上連続稼働

・ノートパソコンを約10回充電

・カメラ充電を複数回行いながらヒーターを併用

これだけの出力があれば夜通しの星景写真も問題なく撮影できます。

実際、私が夜通し天体写真を撮っていても電池残量が50%以上残っていました。

電源残量の心配から解放されるのは想像以上に快適です。

フル充電たったの70分! 急な遠征にも対応可能

通常は大容量のポータブル電源は充電に半日以上かかることが多いですが、Ecoflow RIVER 2 Proは独自のX-Stream急速充電技術により約70分でフル充電可能です。

これがめちゃくちゃ便利なんですよ。

撮影直前に準備を思い立ったとしても、さっと充電して出発できるのは大きなメリットです。

また、ソーラーパネル充電にも対応している(別売りです)ため長期遠征や山中泊などでも安心です。

EcoFlowのソーラーパネルと組み合わせれば日中の充電も可能です。

800W出力で幅広い機材に対応、瞬間最大1600Wも

Ecoflow RIVER 2 Pro はAC出力が最大800W、瞬間最大1600Wという高出力性能を持ちます。

カメラ機材に限らず、ちょっとした電気ヒーターや湯沸かしケトルなどの使用も可能です(ただし連続使用は推奨しません)。

撮影中の暖をとるためのアイテムや、朝のコーヒーなどもこの電源でまかなえます。

まさに「撮影基地」の中核といえる存在ですね。

スマホアプリで遠隔モニタリング&制御可能

EcoFlow製品は専用アプリと連携することで、スマートフォンから

・残量の確認

・入出力電力のモニター

・各ポートのオン/オフ制御

・設定(例えばAC出力の周波数など)

が可能です。

特に天体写真では電源が切れないことが重要なので、電源を自動で落とさない設定は必ずしてください。

詳しくはこちらの記事をどうぞ。

特に天体撮影中はできるだけ機材に触れずに遠隔で管理したいので、これは非常にありがたい機能ですね。

取っ手がかさばらない

正面からの画像だと見えないですが、Ecoflow RIVER 2 Pro は取っ手が後ろについています。

これがおしゃれなポイントです。

段ボールに詰めて宅配してもらうときにもかさばらず、無駄なスペースを取らないのがうれしいですね。

それでいて運びやすさも兼ね備えています。

競合他社との比較

EcoFlow RIVER 2 Pro は容量が768Whですが、同じ容量の他社のポータブル電源はいくつかあります。

それがこの3つです:

  • BLUETTI AORA 80
  • Dabsson 600L
  • Anker Solix C800

ただ、これらと比較しても EcoFlow RIVER 2 Pro が一番優秀でした。

ポート数が多く、軽くてコンパクトで充電も速いので本当におすすめです。

詳しくはそれぞれの比較記事を書いてみたので読んでみてください↓

実際に使ってみた結果

ここまで Ecoflow RIVER 2 Pro のスペックを見てきましたが、実際に使っている人の声も聞きたいですよね。

というわけで、実際に私が11月の長野県の山奥で天体写真を撮影してきました。

結果は大満足です。

最低気温が-10℃にも達する過酷な環境でしたが、朝まで安定して稼働を続けてくれました。

繋いでいた電源は

  • 冷却CMOSカメラ
  • 赤道儀
  • USBハブ(ASIair)
  • iPad mini
  • レンズヒーター

の5つでした。

ですが朝起きて電池残量を見てもまだ40%近く残っていました。

これなら12時間以上の稼働でも安心ですね。

何よりファンの音が静かで、深夜の静寂を乱さないのが素晴らしいです。

星を見上げながら「機械の音に邪魔されない」時間は格別でした。

半額セールをやっていることも

このように非常に優秀な Ecoflow RIVER 2 Pro ですが、なんと不定期で半額セールをやっています。

セール情報があったら迷わず買ってみてください。

あなたの天体写真ライフがよりよいものになるはずです。

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