ポータブル電源はアウトドアやキャンプ、防災に欠かせない存在となりました。
中でも人気が高いのが
- EcoFlow RIVER 2 Pro (エコフロー リバー 2 プロ)
- BLUETTI AORA 80 (ブルーティ アオラ 80)
の2つです。
どちらも同じ768Whの容量を持つ中型モデルで、高出力家電にも対応していて停電時の非常用電源としても注目されています。
しかし、同じ容量でも充電スピード、出力性能、重量、サイズなどに違いがあります。
そこで、この記事では用途別にどちらを選ぶべきかを徹底比較していきます。
購入を考えている人はぜひ読んでみてください。
2つのスペックを比較
まずは2つのポータブル電源の仕様を比較しましょう。
スクロールできる表です↓
| 項目 | EcoFlow RIVER 2 Pro | BLUETTI AORA 80 |
|---|---|---|
| 容量 | 768 Wh (LiFePO₄) | 768 Wh (LiFePO₄) |
| 定格AC出力 | 800 W (サージ1600 W) | 1000 W (最大2000 W) |
| 急速充電 | 家庭用コンセントで約70分でフル充電 | 家庭用コンセントで約45分で80%充電 |
| 重量・寸法 | 約8.25kg/ 270×260×226 mm | 約10.2 kg/ 314×209×256 mm |
| 出力ポート | AC ×4, USB-A ×3, USB-C ×1, シガーソケット ×1, DC5521 ×2 (合計11つ) | AC ×2, USB-A ×2, USB-C ×2, シガーソケット ×1 (合計7つ) |
| UPS切替時間 | 30ms未満 (UPSではない) | 20ms (簡易のUPS) |
| バッテリー寿命 | 約3000サイクル | 約3000サイクル |
| アプリ制御 | Wi‑FiとBluetooth | Bluetooth |
| 特徴 | 軽量・コンパクト、TÜV認証済み、ポート数多め | 日本市場向け、急速充電、高出力対応 |
| 価格 (2025/10/4時点) | ¥48,400 | ¥49,800 |
この表を見ると、EcoFlow RIVER 2 Pro が優れているのは
- 軽さ
- コンパクトさ
- 出力ポートの多さ
ですね。
一方、BLUETTI AORA 80 が優れているのは
- 80%までの充電が早い
- 定格出力1000W, 最大2000Wまで対応
です。
なので軽くて運びやすく、出力ポート数が多いものがいい人は EcoFlow RIVER 2 Pro を、少しでも充電が早く高出力に対応しているものを使いたい場合は BLUETTI AORA 80 がいいでしょう。
両方を詳しく見ていきます。
EcoFlow RIVER 2 Pro とは?


EcoFlow RIVER 2 Pro は、数あるポータブル電源の中でも「扱いやすさ」と「多機能性」を両立させたモデルです。
容量は768Whとしっかり確保しつつも、本体重量はわずか約8.25kgです。
BLUETTI AORA 80 が10.2kgほどなのでかなり軽いですね。
運ぶときにはこの差は想像以上に大事です。
片手で持ち運べるコンパクトな筐体(270×260×226mm)にまとめられていて、女性や高齢者でも簡単に移動・設置できるのが最大の強みです。
キャンプ場や車中泊、防災備蓄など、「いつでも・どこでも使える電源」として人気を集めています。
特に魅力的なのが、出力ポートが11個もあることです。
- ACコンセント ×4つ
- USB-A ×3つ
- USB-C ×1つ
- シガーソケット ×1つ
- DC5521 ×2つ
と、様々なアダプタで電源を使うことができます。
スマホやノートPC、カメラ、イヤホンなど幅広いデバイスを同時に充電可能です。
加えてシガーソケットやDC5521ポートも搭載しているので、アウトドアや災害時でも家電製品から小型ガジェットまで柔軟に対応できます。
1台で全部まかなえる使い勝手のよさは、EcoFlow RIVER 2 Pro ならではの魅力といえるでしょう。
もちろん性能面も妥協はなく、定格出力は800W、一時的には最大で1600Wまでサポートするので小型冷蔵庫や調理家電なども安心して稼働できます。
充電も高速で、AC入力なら約70分でフル充電が完了します。
BLUETTI AORA 80 は45分で80%まで充電できますが、フル充電には2時間ほどかかるのでトータルで見れば EcoFlow RIVER 2 Pro のほうが早いです。
BLUETTI AORA 80 と同じくリン酸鉄リチウムイオン (LiFePO₄, LFP) バッテリーを採用していて、3000回の充放電でも80%以上の容量を維持できる長寿命設計です。
10年単位で安心して使える点も評価されています。
液晶ディスプレイによる直感的な表示や、Wi-Fi/Bluetoothを利用したスマホアプリ連携も可能です。
Wi-Fiも使えるのは EcoFlow RIVER 2 Pro ならではです。
消費電力の監視や出力制御をスマホから操作できるので、普段使いでもストレスがありません。
また、停電時に自動で切り替わるEPS機能(30ms未満)も搭載しているので防災用電源としても信頼性が高いモデルです。
サーバーや医療現場など、UPS(無停電電源装置)がほしい場合は別の製品を考えましょう。
公式サイトから買うと専用バッグもついてきます。
黒くておしゃれで、かつぎやすいのでおすすめです。
まとめると、EcoFlow RIVER 2 Pro は
- 軽くてコンパクトで持ち運びやすい
- フル充電までが早い
- ポート数が多くて様々な用途に対応できる
- Wi-FiとBluetoothでスマホと接続できる
- 専用バッグつき
という特徴を持った、文句なしのポータブル電源です。
アウトドア派にも防災意識の高い家庭にもおすすめできる、万能型で使い勝手に優れたポータブル電源と言えるでしょう。
詳しいことはこの記事でも書いています↓
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次は BLUETTI AORA 80 を見てみます。
BLUETTI AORA 80 とは?

BLUETTI AORA 80 は、ポータブル電源ブランドのBLUETTIが日本市場向けに投入した新世代モデルです。
容量はEcoFlow RIVER 2 Proと同じく768Whですが、このAORA 80の最大の特徴は充電スピードの早さと高出力性能にあります。
注目すべきは、80%までわずか45分で充電できる超急速充電性能です。
一般的なポータブル電源では数時間かかることが多い充電ですが、BLUETTI AORA 80 なら80%までであれば45分で充電が終わります。
ただ、フル充電には90分から120分ほどかかるそうです…。
フル充電までのスピードで見れば、EcoFlow RIVER 2 Pro の70分に負けてしまいます。
ただ、EcoFlow RIVER 2 Pro は80%充電まで56分かかりますが、BLUETTI AORA 80 なら45分で終わります。
「80%充電でも全然いい」という人はいいと思います。
これなら「出発前に充電を忘れていた!」という状況でも、短時間でしっかり電力を確保できますね。
キャンプや旅行、あるいは台風や地震などによる停電時にもすぐに備えることができます。
しかし、重さは10.2kgほどと片手で運ぶには少し重いです。
両手であれば全然問題ないですが、片手で運ぶのがつらいのは少し痛いです。
出力ポートも EcoFlow RIVER 2 Pro と比べて少なく、7つです。
ですが使い方次第によっては7つでも十分でしょう。
BLUETTI AORA 80 の大きな魅力は、定格1000Wの出力性能です。
これは単なるライトやスマートフォン充電だけでなく、調理器具やドライヤーといった消費電力の大きい家電も稼働させられるレベルです。
EcoFlow RIVER 2 Pro の定格800Wでは物足りないという人には魅力的ですね。
さらにPower Lifting(パワーリフティング)モードを使用すれば、一時的に最大2000Wまでの高出力に対応できます。
通常のポータブル電源では諦めざるを得なかった電気ケトルや電子レンジなどの機器も、BLUETTI AORA 80なら安心して使用できます。
「小型ポータブル電源では物足りないけれど、大型モデルは重すぎて扱いづらい」というユーザーにとって、BLUETTI AORA 80 は最適なパワーバランスを備えたモデルだと言えるでしょう。
あとはデザインですね。
BLUETTI AORA 80 はフォレストグリーンの色をしていて、「ピクニックやキャンプで映える」という人もいるでしょう。
EcoFlowの黒っぽいデザインを選ぶか、BLUETTIの明るい色を選ぶかは人それぞれです。
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結論:EcoFlow RIVER 2 Pro がおすすめ
ここまで書いてきましたが、私のおすすめは EcoFlow RIVER 2 Pro です。
理由は
- 軽くてコンパクトで持ち運びやすい
- フル充電までが早い
- ポート数が多くて様々な用途に対応できる
- Wi-FiとBluetoothでスマホと接続できる
- 専用バッグつき
- キャンペーン価格でBLUETTIより安い
です。
「BLUETTI AORA 80 のデザインが好き」という場合は BLUETTI AORA 80 もいいと思いますが、多くの人には EcoFlow RIVER 2 Pro をおすすめします。
私は天体写真で1年以上 EcoFlow RIVER 2 Pro を使っていますが、大きなトラブルはなく使い続けられています。
真冬の野辺山でも、赤道儀や冷却カメラを12時間以上稼働しっぱなしでも朝起きたら 100% → 30% でした。
「これならどんな状況にも対応できる」と確信しました。
詳しいレビューはこの記事にも書いたので読んでみてください↓
なので、特にアウトドアで電源が欲しい方には真冬の野辺山でも問題なく使えた EcoFlow RIVER 2 Pro をおすすめします。
購入はサポート付きでバッグももらえる公式サイトがおすすめです!
ぜひのぞいてみてください。
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