カラフルボックスの速度を徹底検証!画像だらけでも爆速だった
「画像は限界まで圧縮しろ!」
これがブログ界の常識ですね。
ただ、私のこのブログは天体写真のブログなのでなるべく画質を落としたくなかったんです。
WebPに変換するのもめんどくさいですよね。
実際、昔の私は ConoHa WING を使用していました。
しかし、画像を少し多くしたら読み込み速度がすぐに遅くなってしまいました。
そこで私が出会ったのがカラフルボックス(ColorfulBox)です!
知名度が低いみたいで最初は「大丈夫かな…?」と思っていましたが、使い始めたら超快適でした。
というわけで、今回は私のこのブログのように「画像だらけのめちゃくちゃ重いサイトでどれくらいの速度になるか?」を徹底検証してみました。
速度を速くするコツも載せているので最後まで読んでみてください。
*カラフルボックスの契約はこちらから↓
Contents
カラフルボックスとは?

カラフルボックス(ColorfulBox)とは、日本企業が運営する日本に特化したレンタルサーバーです。
名前のとおり、ただ速いだけではなく使い勝手や柔軟性までしっかり備えています。
私が最初に気になったのは、東京と大阪の2つの地域からサーバーを選べることです。
ターゲット層に近いリージョンを選べば、それだけで表示速度がほんの少し速くなります。
日本全域を対象にするなら東日本リージョンで間違いないでしょう。
また、東日本と西日本のふたつのサーバーでバックアップしてくれているのも魅力です。

たとえば東京で大地震が起きたとき、大阪のサーバーにデータが保存されているのでデータを失う心配がありません。
カラフルボックスは比較的新しい企業です。
なのでアップデートが早く、最新技術を次々と取り入れています。
中身もなかなか豪華で、共用サーバー全体でCPUはIntel Xeon 28コア56スレッド、メモリは384GBです。
いいノートパソコンでもCPUが10コア10スレッド、メモリが16GBくらいなので桁違いの性能ですね。
他社との比較は後ほどします。
数字だけ見ると「何だかすごそう」って感じかもしれませんが、「画像を何十枚貼っても重く感じない土台」をしっかり用意してくれているということです。
それに加えて、ウェブサーバーにはLiteSpeedが採用されています。
使ってみるとわかりますが、本当に速いです。
LiteSpeedサーバーにしか対応していないプラグイン LiteSpeed Cache があるのですが、それを使うとものすごく早くなります。
LiteSpeedではないサーバーにも一応使えますが、本領は全く発揮されないので注意してください。
さらにHTTP/3にも対応していて、スマホの回線でもストレスなく表示されます。
セキュリティ面も安心で、バックアップ機能があるので万が一のときもデータをすぐに戻せるのが本当に心強いです。
プランはBOX1からBOX8までの8段階あります。
契約途中でもダウンタイムなしでプラン変更できるので、「ブログが伸びてアクセスが増えてきたから、ちょっとパワーアップしたいな」というときも安心です。
マルチドメイン・メールアカウント・データベースもほぼ無制限なので、複数サイトの運営にも向いています。
そして何より、このスペックで月額数百円から使えるのはありがたいところです。
デザインもおしゃれなのが気に入りました。
正直、私も最初は「本当に速いのかな?」と半信半疑でした。
しかし、使ってみるとサイトの読み込みで待たされることはありませんでした!
画像だらけの4.4MBのページも0.4秒で読み込みできています。
具体的な検証画像は後で紹介します。
カラフルボックスと他社の比較
ここではカラフルボックスと他社を比較してみます。
カラフルボックスとConoHa WINGの比較
スクロールできる表です↓
| 項目 | カラフルボックス(BOX2) | ConoHa WING(ベーシック) | コメント |
|---|---|---|---|
| CPU | 6vCPU | 6vCPU | 同じ |
| メモリ | 8GB | 8GB | 同じ |
| ストレージ | SSD 700GB | SSD 300GB | カラフルボックスの圧勝 |
| Webサーバー | LiteSpeed (HTTP/3対応) | Apache + nginx (HTTP/3対応) | LiteSpeedのほうが後発で速い |
| 高速化機能 | LiteSpeed Cache | WEXAL | LiteSpeed Cache は本当に速い |
| バックアップ | 東日本/西日本データセンターへ14日分自動バックアップ | 14日分自動バックアップ | データセンターが2つあるので地震や火災などの災害に備えられる |
| データセンター | 東日本と西日本の2つ | 非公開 | ユーザーに近い地域を選べるのは速度面で有利 |
| 料金(2025年11月時点) | BOX2:484円/月(36ヶ月契約) | ベーシック:678円/月(36ヶ月契約) | カラフルボックスのほうが安くて高性能 |
このように、カラフルボックスのほうが安くて性能がいいです。
カラフルボックスとエックスサーバーの比較
スクロールできる表です↓
| 項目 | カラフルボックス(BOX2) | エックスサーバー(スタンダード) | コメント |
|---|---|---|---|
| CPU | 6vCPU | 6vCPU | 同じ |
| メモリ | 8GB | 8GB | 同じ |
| ストレージ | SSD 700GB | SSD 500GB | カラフルボックスの勝利 |
| Webサーバー | LiteSpeed (HTTP/3対応) | nginx (HTTP/3対応) | LiteSpeedのほうが後発で速い |
| 高速化機能 | LiteSpeed Cache | Xアクセラレータ | LiteSpeed Cache は本当に速い |
| バックアップ | 東日本/西日本データセンターへ14日分自動バックアップ | Webファイルは7日分、データベースは14日分自動バックアップ | カラフルボックスのほうが安心 |
| データセンター | 東日本と西日本の2つ | 非公開 | ユーザーに近い地域を選べるのは速度面で有利 |
| 料金(2025年11月時点) | BOX2:484円/月(36ヶ月契約) | スタンダード:693円/月 | カラフルボックスのほうが安くて高性能 |
このように、こちらもカラフルボックスのほうが優秀です。
カラフルボックスとロリポップの比較
スクロールできる表です↓
| 項目 | カラフルボックス(BOX2) | ロリポップ(ハイスピード) | コメント |
|---|---|---|---|
| CPU | 6vCPU | 非公開 | ? |
| メモリ | 8GB | 非公開 | ? |
| ストレージ | SSD 700GB | SSD 700GB | 同じ |
| Webサーバー | LiteSpeed (HTTP/3対応) | nginx+LiteSpeed | ロリポップがHTTP/3に対応しているかどうかは情報なし |
| 高速化機能 | LiteSpeed Cache | LiteSpeed Cache | 同じ |
| バックアップ | 東日本/西日本データセンターへ14日分自動バックアップ | 自動バックアップ(日数不明) | カラフルボックスのほうが安心 |
| データセンター | 東日本と西日本の2つ | 非公開 | ユーザーに近い地域を選べるのは速度面で有利 |
| 料金(2025年11月時点) | BOX2:484円/月(36ヶ月契約) | ハイスピード:550円/月(36ヶ月契約) | カラフルボックスのほうが安い |
ロリポップのハイスピードプランはConoHa WINGやエックスサーバーよりも性能がいいですが、セキュリティやコスパの面でカラフルボックスに負けてしまいました。
このように、カラフルボックスは性能の割にコスパがよくて使い勝手もいいんですよね。
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実際のサイトで速度検証!
ここまでスペックを述べてきましたが、スペックよりも実際の速さのほうが重要ですよね。
というわけで今回はこのブログのトップページで速度検証してみました。
記事内だけで20枚以上の画像を使っているのでページの重さは4.4MBほどです。
激重ですね。
今回の検証条件はこちら:
- カラフルボックスのプランはBOX2
- WordPress 使用
- LiteSpeed Cache プラグイン使用
- テーマ JIN 使用
- 画像はすべてJPEGでWebP変換なし
- 画像の遅延読み込みなし
それでは PageSpeed Insights, Pingdom, GTMetrix の3つで検証していきましょう。
PageSpeed Insights
まずはモバイルから:

パソコンのスクリーンショットで見づらくてすみません。
それにしても上のタブ開きすぎですね笑
パフォーマンス95点、ユーザー補助91点、おすすめの方法100点、SEO100点でした!
コアウェブバイタルもすべて合格でした。

FCPが2.2s, LCPが2.4s, CLSが0でした。
ほとんど基準をクリアできていますね。
続いてデスクトップです:

コアウェブバイタルはすべて合格してます。
パフォーマンス84点、ユーザー補助82点、おすすめの方法78点、SEO100点でした。
モバイルより少しスコアが悪いですね。

ですがFCPが0.6s, LCPが2.4s, CLSが0だったのでよしとしましょう。
私のサイトはサイドバーにめちゃくちゃ画像を入れてるので、デスクトップだと少し重かったかもしれません。
Pingdom
次はPingdomで検証してみましょう。
東京サーバーを選びました。

90点で、グレードはBでした。
ページサイズが4.4MBと、非常に重いことがわかりますね。
それでも403msで読み込まれたというのは驚異的です。
GTMetrix
最後はGTMetrixです。
PROユーザーじゃないと東京サーバーが選べなかったのでやむを得ず香港サーバーにしました…。

グレードはAでした!
パフォーマンスが89%でLCPが1.7sでした。

特に問題もなく、いい感じでした。
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スピード改善のためにやったことは?
このスコアを見て、自分でも少しびっくりしました。
というのも、カラフルボックスをレンタルサーバーにしてLiteSpeed Cacheを入れただけで画像の圧縮や遅延読み込みは特にしていないからです。
また、CSSやJSの結合もしていません。
4.4MBというのはブログとしては激重の部類ですが、それでも超高速表示ができていました。
コアウェブバイタルもすべて合格していました。
これならSEOで不利になることもなさそうです。
レンタルサーバー会社はよくわからない資料で「速度ナンバー1」と言いますが、個人的にはLiteSpeed一択です。
LiteSpeedに標準対応していて、さらにデータセンターが東日本と西日本に分かれていて、さらにコスパもいいカラフルボックスは素晴らしいですね。
私のおすすめはBOX2プランです。
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カラフルボックスのデメリットは?
ただ、カラフルボックスにもいくつかデメリットがあります。
ひとつ目が、自動バックアップの設定をcPanel上で自分でONにしないといけないことです。
基本的なデータベースなどは自動でバックアップされますが、肝心なファイルは設定をONにしないとバックアップされないままです。
やりかたは簡単です。
cPanelにログインして、自分のサイトのWordpressを開きます。

そして”Auto-Backup”をクリックします。

こんな画面になると思うので、そうしたら自動バックアップを「毎日30」に設定しましょう。
これで30日間分のバックアップが保存されるようになります。
ふたつ目が、2要素認証のやり方が分かりづらいことです。
2要素認証はハッキングを防ぐための重要な対策で、必ずしたほうがいいです。
これもやり方は簡単です。
まず、カラフルボックスのマイページにアクセスしてください。
そうすると「〇〇さんのマイメニュー」というボタンがあるのでクリックすると、下に「セキュリティ設定」が出てきます。

「セキュリティ設定」を押すとこんな感じの画面になります:

ここで2要素認証が出てくるので、無効になっていたら有効化してください。
アプリは Google Authenticator がおすすめです。
最後に
今回はカラフルボックスのスペックや他社との比較、実際の速度、そしてやるべき設定まで解説しました。
カラフルボックスは知名度が低いですが、本当に使いやすくていいサーバーです。
自動バックアップと2要素認証の設定さえ忘れなければ安心ですよ。
私もカラフルボックスを使っているので、何かあったらコメント欄やDMでいつでも質問をください。
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